【福岡市版】相続不動産を売却して特定空き家のリスクを回避した事例
福岡市における、「相続不動産を売却して特定空き家のリスクを回避する」までを事例形式で3つご紹介します。
※実際の関係者や物件が特定できないように、複数の事実を改変・翻案してまとめた内容になります。
- ホーム
- 【福岡市版】相続不動産を売却して特定空き家のリスクを回避した事例
1.福岡市にお住まいのS様が、
「相続した特定空き家に指定されそうな実家を無事に手放せた事例」beginner01
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 福岡市東区香椎 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 112.67m² | 土地面積 | 350.29m² |
築年数 | 52年 | 成約価格 | 1,750万円 |
間取り | 3LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は福岡市にお住まいの60代のS様です。
S様は、お母様がお亡くなりになり、市内にあるご実家を相続されました。
以前、相続経験がある友人が「相続した老朽化が進んだ空き家実家が特定空き家に指定され、固定資産税などの負担などが大きくなった」と話していたことを思い出しました。
S様のご実家も、築古で老朽化が進んでいたため特定空き家に指定されてしまうのではないかと焦り、なるべく早く手放したいと不動産会社に相談しにいくことにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
老朽化の進む相続不動産を「特定空き家」に指定される前に早く手放したい。
不動産会社の探し方・選び方
S様はなるべく早く実家を手放したかったため、すぐに行ける近くの不動産会社に相談しに行くことにしました。いくつかの不動産会社に問合せた結果、
- 相談が無料でできるので気軽に行ける
- 地域に密着しており、地域性を考慮した売却戦略で迅速に手放せそう
と感じた不動産会社に相談することにしました。
S様の「トラブル・課題」の
解決方法
S様から「特定空き家に指定されるのはどのような物件なのですか?」とご質問がありましたので、特定空き家について説明を行いました。
1.「特定空き家」とは
「特定空き家」とは、管理が行き届いていないなどの理由で、地域住民に悪影響を与える可能性のある空き家を指します。
具体的な基準は以下の通りです。
【特定空き家に指定される条件】
- 老朽化が進み、倒壊する危険がある
- 周囲の景観に大きな悪影響を与えている
- 衛生面で問題が発生している(ゴミの放置など)
- 近隣住民の生活環境に不快な影響を与えている
2.「結果」
S様の物件を調査したところ、老朽化が進んでおり、現状では売却が難しい状況でした。
そこで、弊社としては買取を提案させていただきました。
買取の場合、売却価格は市場価格より少し低くなりますが、早急に処分することができます。
S様は手放すことを優先されたため、弊社の提案にご納得され買取を選択されました。
結果として、S様は「特定空き家」に指定される前にご実家を売却でき、現金化することができたため、非常に満足されています。
2.福岡市にお住まいのW様が、「思い出の詰まった実家を手放すことでリスク回避をした事例」beginner01
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 福岡市東区松崎 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 88.02m² | 土地面積 | 179.74m² |
築年数 | 40年 | 成約価格 | 2,100万円 |
間取り | 3LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は福岡市にお住まいの50代のW様です。
2年前にお母様がお亡くなりになり、市内にあるご実家を相続しました。
思い出が詰まったご実家だったため、保有を選択しましたが、遠方に住んでいるため頻繁に管理に訪れることが難しく、さらに固定資産税や維持費の負担も大きく感じるようになってきました。
これ以上保有し続けるのは厳しいと判断し、ご実家の売却を検討することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家を売却したいが、長年の思い出があり手放す決断ができない。
売却を検討しているため、不動産会社に査定を依頼してみることにしました。
不動産会社の探し方・選び方
W様は相続不動産について知見がありそうな市内の不動産会社をネットで検索しました。
- 不動産における相続の専門サイトがあった
- 空き家の活用法について詳しく書かれた記事があった
いくつかの不動産会社のサイトを比較した結果、上記2点が自身の問題解決につながると感じたところに相談することにしました。
W様の「トラブル・課題」の
解決方法
W様は「思い出の詰まった実家なので手放すことをためらっている」とおっしゃいました。
しかし、W様のご実家を調査した結果、老朽化が進み保有をし続けるのはリスクが伴うと判断しました。
1.老朽化した不動産を保有するリスク
老朽化しが不動産を保有するには以下のリスクがあります。
【老朽化した不動産を保有するリスク】
・空き家放置によるトラブルのリスク
空き家を放置すると、防犯面でのリスクが増し、不法侵入や火災の危険性が高まります。また、近隣住民に迷惑をかけることになり、地域でのトラブルに発展する恐れもあります。
・老朽化による維持管理費の増加
築年数が経過した不動産は、今後修繕やリフォームに大きな費用がかかる可能性があります。また、空き家のまま放置すると劣化が進み、「特定空き家」に指定されるリスクもあるため、早めに売却する方が現実的です。
・固定資産税などの経済的負担
相続した不動産を所有している限り、固定資産税や都市計画税の負担が続きます。使用する予定のない不動産を維持し続けることは、将来的に経済的な負担となるため、早めに売却することが大切です。
・資産価値の低下
老朽化が進むと資産価値が減少し、将来的に売却する際の価格が下がるリスクが高まります。早期に売却することで、より適正な価格で手放すことができるでしょう。
2.「結果」
W様は弊社の説明を受け、思い出の詰まった実家を手放すことに寂しさがありましたが、 管理の負担や経済的負担から開放されるため売却することを前向きに考えられるようになりました。
W様のご実家は築年数が経ち、劣化も見られたため、弊社はこのままでは買い手がつかないと判断し、買取を提案しました。
W様もその提案にご納得され、無事に実家を手放すことができました。
3. 福岡市にお住まいのM様が、
「相続した空き家の残置物の処分を
行い売却した事例」beginner01
お客様の相談内容
相続物件 概要
所在地 | 福岡市南区柏原 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 125.33m² | 土地面積 | 257.34m² |
築年数 | 48年 | 成約価格 | 1,900万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は福岡市にお住まいの50代のM様です。
お母様がお亡くなりになり、ご実家を相続しました。
M様は現在のご自宅から移り住む予定はなかったので売却することに決めました。
しかし、ご実家にはお母様が生前使用していた家財道具や遺品が残っており、片付けが進まず、売却活動に移れないまま3年が経っています。
老朽化も進み、長年空き家になったままなので特定空き家にされてもおかしくない状況なので、売却できるか不動産会社に聞いてみようと考えており、残置物の処分についてもそこで相談したいと思っています。
解決したいトラブル・課題
課題
売却したいが、残置物の処分が分からず放置している。
不動産会社の探し方・選び方
M様は、適切な査定をしてくれそうで残置物の相談に乗ってくれそうな市内の不動産会社を探すため、インターネットで検索しました。
- 不動産取引にかかわる専門的知識が豊富なスタッフがいて信頼できそう
- 無料査定が可能で気軽に相談しやすい
いくつかの不動産会社のホームページを比較した結果、上記2点を魅力に感じたところに相談することに決めました。
M様の「トラブル・
課題」の解決方法
M様はご実家を売却したいが、残置物の整理や処分に困っているとのことでした。
そのため、残置物を処分する方法をいくつか提案いたしました。
1.残置物を処分する方法
残置物をスムーズに処分するには主に以下の方法が挙げられます。
【残置物を処分する方法】
① 専門業者に依頼する
- 不用品回収業者:家具や家電など処分が面倒なものをまとめて回収してもらえます。
- 遺品整理業者:遺品が含まれる場合は適切に仕分けし、処分してくれます。
② 出張買取を活用する
粗大ごみの処分は非常に手間がかかります。
運び出しも大きな負担となるため、まだ使える家具や家電があれば、売却するのも一つの方法です。出張買取を行っているリサイクルショップなら、梱包や運搬の手間が省けるので、とても便利です。
弊社は、残置物整理業者と遺品整理業者との連携があったため、お客様の方で専門業者を探す手間を省くことができます。
片付けが面倒で長年放置してしまうと「特定空き家」に認定されてしまう可能性もあるので、早めに弊社のように様々な専門業者と連携している不動産会社に相談することがおすすめです。
2.「結果」
M様のご実家は老朽化が進んではいましたが、市内へのアクセスも良いためファミリー層から人気があるため、売却できそうだとお伝えすると、M様は弊社と連携している残置物処分業者に依頼することに決めました。
その結果、残置物の片付けにかかる手間を大幅に軽減でき、迅速に売却活動に進むことができました。
M様は「手間や負担を最小限に抑えて売却できたことに感謝している。ずっと空き家になっていることが気がかりだったが、これで解放される」と、大変満足されています。