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不動産の相続、誰に相談する?内容別おすすめ相談先はここ!

不動産の相続、誰に相談する?内容別おすすめ相談先はここ!

不動産の相続、誰に相談する?内容別おすすめ相談先はここ!

「遺産相続が決まったけど、どうすればいい?誰に相談するべき?」と悩んでいませんか。相続には法律的な手続きが必要ですし、税金の問題や、時には家族間のトラブルも発生します。
そこで今回は内容別におすすめの相談先を分かりやすく解説します。相続問題をスムーズに解決するために、シーンに応じた専門家に頼りましょう。

2不動産の相続、誰に相談する?内容別おすすめ相談先はここ!

大まかに知りたいなら市役所・区役所

「相続が決まったけど、まず何から始めればいいの?」そんな時、最初の相談先として市役所や区役所をおすすめします。相談料は無料ですし、相続に関する基本的な知識を身につけたい方にぴったりです。

 

メリット:お金がかからない

役所に相談する大きなメリットは、料金がかからない点です。誰でも気軽に利用できます。
さらに、弁護士や税理士など専門家による無料相談も開催している自治体も多く、専門家への報酬を気にせず質問可能。しつこい営業もないので安心してください。
参考:無料法律相談/福津市

 

デメリット:その場で依頼できない

残念ながら、役所では具体的な手続きを進めるための依頼はできません。例えば弁護士の無料相談を利用して、「先生が話しやすいから、この場で契約しよう」と思っても不可なのです。継続して相談したい場合は別途有料で依頼する形になります。

3不動産の相続、誰に相談する?内容別おすすめ相談先はここ!

遺産分割協議の相談なら弁護士

すでに相続トラブルが発生しているなら弁護士に相談しましょう。特に兄弟間で意見がまとまらない場合、法的な知識を持つ弁護士のサポートが不可欠です。

 

メリット:相続トラブルに対応可能

弁護士は、法定相続人の調査・相続財産の調査から遺産分割協議書の作成まで、相続に関わる一連の手続きをサポートします。さらに、遺産分割調停や審判にも対応できるのが強み。相続におけるトラブルを法的に解決したい方は弁護士へ依頼してください。

 

デメリット:報酬が高額

弁護士に依頼すると、報酬が高額になる可能性があります。費用には相談料・着手金・報酬金・実費などが含まれるため、合計50万〜100万円はかかると思ってください。
特に調停に入ると、合意まで数か月から1年を要します。長期間にわたる手続きとなり、費用も増加してしまうので要注意です。

 

名義変更の相談なら司法書士

故人名義の不動産を名義変更したい場合は司法書士に相談してください。実は、不動産の名義変更(相続登記)を依頼できるのは司法書士のみなのです。

 

メリット:相続登記は司法書士しかできない

不動産の名義変更手続きは司法書士によって行われます。弁護士・税理士・行政書士・不動産会社などに相談したとしても、最終的に相続登記を行うのは司法書士です。特に相続トラブルがないのなら、最初から司法書士に連絡を取ったほうがスムーズに進められるのです。

 

デメリット:法的トラブルには対応できない

相続に関する紛争がすでに発生している場合や、他の相続人との交渉を代理人として行ってほしい場合には、司法書士では対応できません。そのような状況では、弁護士など他の専門家に相談する必要があります。

 

相続税の相談なら税理士

財産を相続すると相続税が課税されるケースがあります。税金の計算や申告は複雑であり、専門的な知識が必要です。「相続税がかかるのか」「金額はいくらになるのか」などの相談は税理士に依頼するとよいでしょう。

 

メリット:相続税を正確に算出できる

相続が発生すれば必ず相続税を支払わなければいけない、という訳ではありません。遺産の総額が一定の金額(基礎控除額)以下なら課税されません。
相続税がかかるかどうかを判断するには、基礎控除額と遺産の総額を計算します。税理士なら相続税の計算から申告まで担当してくれます。

 

デメリット:相続登記や裁判書類は対応不可

税理士は税金に関する専門家で、相続登記や裁判所に提出する書類の作成などは対応できません。相続税以外に関しては、相談内容に応じて他の専門家へ連絡を取ってください。

4不動産の相続、誰に相談する?内容別おすすめ相談先はここ!

売却・管理の相談なら不動産会社

相続した空き家・土地をどのように扱うか」は、相続人にとって大きな課題ですよね。売却するか、保有し続けるか、または賃貸に出して収益を得るかなど、さまざまな選択肢があります。不動産の有効活用に関しては不動産会社に相談するのがおすすめです。

メリット:査定を依頼できる

不動産会社では、不動産の価値を評価する査定サービスを提供しています。「売却すべきか?賃貸として管理するべきか?」などの判断材料となるでしょう。さらに、不動産の有効活用方法についてのアドバイスも受けられます。

デメリット:相続を得意としない会社もある

不動産会社と言っても、会社によって売却・仲介・管理・建築など得意分野が異なります
相続不動産の取り扱いに熟知していない場合もあるのです。相続不動産に関する実績が豊富な不動産会社を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

遺産相続に関する相談先は、内容に応じて異なります。基本的な情報収集は市役所や区役所へ、法的トラブルがある場合は弁護士などと使い分けるようにしましょう。不動産の売却や管理については、経験豊富な不動産会社に相談することで解決策を見つけられるはずです。
私たち和光不動産は、福岡県福津市・古賀市・宗像市にて不動産売却や管理を行っています。親が亡くなり、家や土地を相続してどうしたらよいか迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。