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【不動産売却】1年以上売れない家は値引きが必要?判断基準・タイミング

【不動産売却】1年以上売れない家は値引きが必要?判断基準・タイミング

【不動産売却】1年以上売れない家は値引きが必要?判断基準・タイミング

「できれば値引きしたくないけれど、このままでは売れないかもしれない…。」と悩んでいませんか?家を売り出してから1年以上も売れずにいると、焦りや不安が強くなりますよね。
この記事では、長期間売れない家に価格見直しが必要かを判断するための基準を紹介します。ぜひ参考にして、納得のいく売却を実現しましょう。

2【不動産売却】1年以上売れない家は値引きが必要?判断基準・タイミング

相場と比べて高額ですか?

不動産売却では、誰もが「少しでも高く売りたい」と願います。しかし、希望金額が相場と大きく離れていると売れ残ってしまいます。
まずは、自宅の売り出し価格が周辺の相場と比較して妥当かどうかを見直してみましょう。国土交通省の土地総合情報システムで過去の成約事例を調べるのがおすすめです。明らかに高額なら値下げを検討したほうがよいでしょう。
値下げすれば候補者の目に留まりやすくなりますが、慎重に行ってください。「下げても売れない、また下げよう」と何度も繰り返すと「売り急いでいる」と捉えられ、さらに安く買い叩かれるリスクがあります。不動産会社と相談して適正価格に設定しましょう。

3【不動産売却】1年以上売れない家は値引きが必要?判断基準・タイミング

内覧はありますか?

内覧の希望者がいるにも関わらず、なかなか売却に至らない場合、物件の印象に問題があるのかもしれません。こんな風に生活感が溢れていませんか?

  • 残置物(家具や家電・荷物)が多い
  • ペットやたばこのにおいが強い
  • 網戸の穴、壁紙の破れ、床の傷がある
  • 換気していない、ほこりっぽい
  • キッチン・浴室・トイレが汚い

当てはまる場合、値下げを実行する前にハウスクリーニングを行いましょう。印象を改善し、売却の可能性を高めることができます。
また、リフォームやリノベーションを考える方もいるでしょうが、その費用が売却額を上回ってしまう恐れもあります。最初に試みるべきは、掃除や整理整頓による改善です。

 

値引き交渉されましたか?

不動産を長期間売り出していると、購入希望者から値引き交渉を持ち掛けられるケースがあります。物件が1年以上売れなかった場合、今後新たな買い手が見つかる保証はないため、交渉に応じたほうがよいでしょう。
しかし、ここで大切なのは、戦略的に交渉に臨むことです。値引きに応じると成約に至る可能性は高まりますが、買い叩かれるリスクも考えなければいけません。そのため、売却価格の下限をあらかじめ設定し、その範囲内でのみ値下げ交渉に応じるようにしましょう。大幅な値下げ要求には無理に応じる必要はありません。
納得のいく売却を実現するために、「値下げに応じるか」「金額はどうするか」など不動産会社と相談してくださいね。

 

築年数は何年目ですか?

物件の築年数は不動産売却において重要な要素です。築年数は浅いほうが売れやすいのですが、築10年前後も家のダメージが少なく、買い手に人気が高いです。多くの購入希望者が不動産情報サイトで物件を検索する際、「10年以内」など築年数で絞り込みます。
もし、もうすぐ「築10年」や「築20年」を超えるなら値下げしたほうがよいです。例えば売り出し時に築10年10ヶ月だった物件は、2ヶ月後に築11年目となり、築10年以内の物件を探している人の検索対象から外れてしまいます。
不動産会社と十分に相談し、築年数が上がる前に値引きを実行しましょう。

4【不動産売却】1年以上売れない家は値引きが必要?判断基準・タイミング

そもそも需要はありそうですか?

1年以上売れ残る物件の中には、値下げをしても需要が見込めないケースがあります。その原因は、立地の条件や物件の特性によることが多いです。売れ残りの大きな要因を挙げてみました。

  • エリアの利便性が低い
  • 周辺環境が良くない
  • 周囲に高い建物が多く、日当たりが悪い
  • 駐車場の配置が使いにくい

このような場合、従来の方法での売却にこだわるのではなく、戦略を変更するとよいでしょう。例えば「家を解体して更地として売る」「不動産会社の買取を利用する」といった選択肢があります。
どうしても売れそうにないなら不動産会社に買取を依頼しましょう。買取なら仲介だと難しい物件も買い取ってもらえる可能性があり、早ければ1週間程度で売買契約ができます。ただし、価格は仲介の6~8割程度になります。「買主を探すのに疲れた」「転勤で売却を急いでいる」「多少安くなってもいいから、とにかく家を手放したい」といった方は不動産会社に相談してみてください。

 

まとめ

今回は、1年以上も売れない家を抱え、値引きしたほうがよいか悩んでいる方に向けて、判断基準を説明しました。買い手が見つからないからと言ってすぐに値下げすると損してしまうかもしれません。
まずは物件の価格設定が適正かどうかを確かめてください。そして「物件の印象を良くするために努力したか」「売りたい時期が決まっているのか」など、順番にチェックしていきましょう。この記事を通じて、売却活動の方向性を見直してみてくださいね。
家が売れなくて困っているなら、ひとりで悩まず専門家を頼ってください。和光不動産は昭和42年創業以来、福岡県福津市・古賀市・宗像市の不動産売却に関わってきました。私たちに相談することで、見落としていた解決策が見つかるかもしれません。ぜひ一度お問い合わせください。