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相続した空き家どうする?家を解体せず、そのまま活用する方法【5選】

相続した空き家どうする?家を解体せず、そのまま活用する方法【5選】

相続した空き家どうする?家を解体せず、そのまま活用する方法【5選】

「実家を相続したものの、どうしたらいいんだろう」と困っていませんか?空き家として保有していても固定資産税が毎年かかりますし、放置した結果「特定空き家」と判断されれば固定資産税が6倍に膨れ上がってしまいます。
しかし、空き家を活用すれば、初期費用を抑えつつ収益を得ることも可能です。この記事では、家を解体せずにそのまま活用する方法を紹介します。メリット・デメリット、必要な手続きなどを解説していきますので、実家の有効活用について考えている方はぜひ最後までお読みください。

2相続した空き家どうする?家を解体せず、そのまま活用する方法【5選】

賃貸として活用する

空き家を有効活用する定番の方法は「賃貸物件」です。単身者やファミリー層・学生向けのシェアハウスなどとして賃貸に出せば、毎月の家賃収入が期待できます。立地や間取りによって異なりますが、月10万円、年間で約120万円の収入が得られるケースも少なくありません。
賃貸という性質上、空室リスクは避けられませんが、それでも固定資産税の支出だけという状況よりはずっとよいでしょう。また、入居者がいれば換気や掃除も行われるため、家の老朽化を防げます。家賃収入を得るだけでなく、家を長持ちさせることができるんですね。
実際に、田舎の実家を賃貸に出して、都市部で生活する高齢者が増えています。賃貸にする際は不動産会社との契約や賃料設定が重要になりますので、担当者としっかり相談してください。
 

民泊施設として活用する

昔ながらの日本家屋を保有している場合は、民泊施設として活用しましょう。古き良き家は国内外からの旅行者に人気があり、特に外国人観光客からの需要が増えています。運営では清掃や予約管理などの手間が伴いますが、うまく運営できれば高い収益を得られるでしょう。
なお、「旅館業法」という法律によって、都道府県知事の許可無く個人の家を観光客に貸し出すことができません。例外として「国家戦略特区」のエリア内で、特区民泊の条例が定められている自治体なら可能です。具体的には以下の地域です。

  • 東京都大田区
  • 千葉県千葉市
  • 大阪府大阪市、寝屋川市、八尾市
  • 福岡県北九州市
  • 新潟県新潟市

まずは空き家のエリアが指定区域に含まれているか確認してみてくださいね。

3相続した空き家どうする?家を解体せず、そのまま活用する方法【5選】

古民家カフェとして活用する

「料理が得意」「飲食店を経営してみたかった」という方は古民家をカフェとして再生してみてはいかがでしょうか。伝統的な雰囲気を生かした空間は、訪れる人々にとって特別な体験を提供します。地元の食材を使ったメニューやイベントの開催など、地域との連携を図ると成功しやすいでしょう。
カフェとして運営を始めるには、飲食店営業許可の取得や防火対象物使用開始届出などを行います。とは言ってもそれほど難しくありません。最低限必要なのは「飲食店営業許可」のみなので、他の施設を開業するよりはハードルが低いでしょう。また、大切な思い出のなかで働けるというのも、第二の人生として魅力的ですよね。

4相続した空き家どうする?家を解体せず、そのまま活用する方法【5選】

テレワーク拠点として活用する

テレワーク・在宅勤務の普及により、働く場所に捉われない新しい働き方が注目されています。例えば「都心に住んでいるが、リフレッシュのために地方で仕事したい」「地方で休暇を取りながら仕事したい(ワーケーション)」といったニーズがあります。実際、空き家を保有している方の中にはテレワーク拠点として提供する方も増えてきました。
インターネット環境の整備や作業スペースの確保が必要になりますが、大幅なリフォームはほぼ不要です。使っていない不動産をテレワーク拠点として提供することで、新しいライフスタイルを支援してみませんか。

古家付として売却する

空き家の管理にかかる手間や固定資産税の負担を考えると、「このまま持ち続けるのはちょっと…」と思う方もいるでしょう。それなら、売却という選択肢をおすすめします。
不動産売却と聞くと更地にするイメージが強いかもしれませんが、「中古戸建」「古家付土地」として売却可能です。この方法では家を解体しないため、手間がかからず、追加の費用をかけずに現金化できます。老後資金や教育資金にまわせるのがメリットですね。
ただ、家を残したまま売ると売却価格が低くなる点に注意してください。買い手が解体費用を負担することになるため、その分値引きされてしまうのです。売却を検討する場合はまず不動産会社に相談したほうが無難です。

まとめ

今回は相続した空き家をそのまま有効活用する方法について紹介しました。賃貸や民泊・テレワーク拠点など、方法によっては大きな収入を得られます。手間や初期費用はかかりますが、ただ固定資産税を払い続けるよりはよいのではないでしょうか。それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、ご自身の状況や目的に合わせた活用方法を検討してみてください。
福岡県福津市で空き家を保有している方は、和光不動産にお気軽にご連絡ください。経験豊富な専門家が、あなたの事情に合わせたプランをご提案します。空き家をただの悩みの種ではなく、価値ある資産へと変えるための一歩を、一緒に踏み出しましょう。