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相続した土地が売れない!理由は?対処法は?売却を実現させるために

相続した土地が売れない!理由は?対処法は?売却を実現させるために

相続した土地が売れない!理由は?対処法は?売却を実現させるために

相続した土地の売却で悩んでいるあなたへ。固定資産税や管理費を考えると、売れずにいる土地は心配の種です。しかし、どうして土地が売れないのか、その理由をしっかり理解して対策を講じれば状況は変わります。
この記事では土地がなかなか売れない主な理由と対処法をわかりやすく解説していきます。ぜひ参考にして売却を成功させましょう。

2相続した土地が売れない!理由は?対処法は?売却を実現させるために

理由:土地が大きすぎる

100坪もあるような広い土地は一見すると魅力的に思えますが、実は売却ではネックになります。なぜなら、多くの人が求めるのは5060坪程度(2階建て4LDKを建てるのにちょうどいいサイズの土地)だからです。
広すぎる土地は多額の資金が必要となるため、個人の購入者には敬遠されがちです。

 

対策:分筆登記を行う

では、広い土地はどうすればいいのでしょうか?解決策のひとつは、分筆登記を行うことです。広い土地をいくつかに分け、それぞれ独立した土地として登記するのです。
小分けにして売り出せば、今よりも購入者を見つけやすくなるでしょう。ただし、小さすぎても活用方法が限られてしまうため注意が必要です。「どの部分を分けるか」「どのくらいの広さにするか」なども含めて、不動産会社に相談しましょう。

理由:価格が相場と合わない

土地の売却では、ほとんどのケースで不動産会社が査定価格を提示します。しかし、売主様の中には「この価格で売りたい!」という強い希望をお持ちの方もいるでしょう。市場の相場よりも高く設定された価格では、どれだけ魅力的な土地でも敬遠されがちです。

対策:専門家と相談して価格を見直す

確かに利益は多いほうが嬉しいのですが、時には妥協も必要です。相場価格にもとづいて売出し価格を見直しましょう。ただし、一度価格を下げると値上げが難しくなりますから、価格設定には細心の注意を払いましょう。
土地の価格はエリアによって大きく異なり、経済動向によっても変動します。その地域に詳しい専門家に相談して、適切な価格設定を行いましょう。

 

理由:形状が特殊

土地の形状は売却時に大きな影響を及ぼす要素のひとつです。一般的に、正方形や長方形に近い形状の土地は建物を建てやすく、利用しやすいため、購入希望者にとって魅力的です。
相続した土地は珍しい形状の土地(変形地)ではありませんか?

  • 細長い、縦長
  • 三角形
  • 五角形
  • 台形
  • 欠けている(くぼみがある)

こういった土地は有効利用できる面積が限られるため、売却が難しい傾向にあります。

対策:活用方法を提案する

変わった形状の土地を持っている場合、活用方法を提案してみましょう。例えば細長い土地の場合は、「安く個性的な家を建てられる」と伝えます。他にも、コンテナハウス・トランクルーム・コインランドリーなど限られたスペースを効率的に使う方法を前面に出してみましょう。
独特な形状をポジティブな特徴として捉え直し、その土地ならではの価値を提案するのです。不動産会社なら変形地を活かした間取りにも詳しいので、ぜひ相談してみてください。

3相続した土地が売れない!理由は?対処法は?売却を実現させるために

 

理由:エリアの利便性が低い

立地の良し悪しは、土地の価値を大きく左右します。「駅から遠い」「学校や商業施設が近くにない」など日々の生活に不便を感じさせる立地は、特に家族を持つ購入希望者から敬遠されがちです。

対策:利便性以外の価値をアピール

利便性が低いとされる土地でも諦める必要はありません。その土地が持つ魅力をうまくアピールしましょう。例えば売れにくい「田舎の土地」を「自然が豊か」と表現を変えます。そうすれば「子どもをのびのび遊ばせたい」「景色がいい場所へ移住したい」と考える方を惹きつけられるでしょう。
土地売却の実績が豊富な会社なら、アピールポイントを見つけてスムーズに契約へ進めてくれます。売却活動が長期化しているときは、不動産会社の乗り換えも検討してみましょう。

 

理由:地盤が弱い

日本は地震国であるため、地盤の強度は土地を選ぶ際の重要な要素です。地盤が弱いと知られている土地は、購入希望者にとって大きな懸念材料。建物が傾いたり、大きな地震が来たりしたときに倒壊のリスクが高まるため、なかなか手が出しにくいのです。

対策:地盤調査を実施する

地盤が弱い土地を売却するには、地盤調査を実施し、その結果を公開しましょう。地盤の状態が明確なら購入希望者も安心して判断を下せます。
また、必要であれば地盤改良工事を行いましょう。地盤改良は費用がかかる作業ですが、土地の価値が高まり、売却を実現できますよ。

4相続した土地が売れない!理由は?対処法は?売却を実現させるために

まとめ

今回は相続した土地がなかなか売れない主な理由と対処法を解説しました。買い手が見つからない場合、固定資産税を払い続けなければいけません。さらに、放置すればするほど不動産の価値が下がり、余計に買い手が見つかりにくくなってしまいます。売れない原因を正確に把握し、対処法を講じて、できるだけ早く手放せるように今から行動を起こしましょう。
土地が売れないという問題を一人で抱え込む必要はありません。地域の不動産事情に詳しい専門家がいる不動産会社に相談してみてください。和光不動産では、福岡県福津市の不動産売却をサポートしております。お困りの際は、ぜひ私たちにご相談ください。